アクセスカウンタ

プロフィール

ブログ名
カチューシャ安田のブログ
ブログ紹介

zoom RSS ブログ 新着記事

タイトル 日 時
カチューシャの読書備忘録164
  「続・虚構市立不条理中学校」(清水義範/1991徳間書店)。久しぶりの清水義範。「正」を、読んだのか買ったのかさえ忘れてしまった。少なくとも「続」は読んでなかった。「狂った」教師だらけの「狂った」中学校の話。もちろんフィクションで、著者あとがきにもあるように、これは「ギロン・アクション小説」だ。かなり笑える。が同時に、本質的教育論議(=「ギロン」)が満載で、教師出身の私としては、久しぶりにアドレナリンが出まくった。後半から「狂った」教師と主人公との議論バトルが延々と続く。教育大学出身の著者だ... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/01/14 17:11
カチューシャの読書備忘録163
 「悲恋の太刀〜織江緋之介見参一〜」(上田秀人/2015徳間文庫)。私は運転免許がないので、移動は電車かバスになります。活字依存症なので、車内ではほとんど本を読んでます。でその本ですが、多くの人がブックカバーをつけたがるのに反し、私はほどんどしません(理由を説明すれば喧嘩になるであろう)。時代小説などは、もしかして<絶対表紙を隠したいジャンル>のナンバー1か2、というところでしょうか。 数年前、突然時代小説が読みたくなり、上田秀人と柴田錬三郎に的を絞り、読み続けています。特に前者は私の好みに合... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/01/11 17:45
カチューシャの読書備忘録162
 「静かなノモンハン」(伊藤桂一/1983講談社)。昭和14年5月から9月の停戦にかけての、いわゆるノモンハン事件(当事国で呼び名が異なる)を扱った小説。いや小説ではない。奇跡的に生き残った3人の兵士の聞き取りを元に、著者の、「ノモンハン事件によって散華された多くの将校たちの思いを代弁」せねばならぬとの思いで書かれた、ノンフィクションだ(第18回吉川英治文学賞受賞)。戦争や戦場の実態というものを当事者から直接知ることは、もはや困難な時代となった。「戦争の悲惨さ」を観念的にとらえてしまいがちな自分... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/01/05 15:52
カチューシャの読書備忘録161
  「離婚」(色川武大/1983文春文庫)。「色川武大」は、何かを読んだ気がするのだけれど、思い出せない。単行本だったか文庫本だったか、あるいは週刊誌のエッセイか?・・・・少なくとも、あの有名な「麻雀放浪記」は読んでない。「離婚」「四人」「妻の嫁入り」「少女」の、関連し合った4篇。解説にある通り「一風変わった風俗小説」だ。その解説(尾崎秀樹)に、ナルホドと思った箇所があったので抜粋する。「彼(色川)はそれまでつねに、『化けもの』の道と『まとも』の道の分岐点で生きてきた」。ウンウン。「『化けもの』... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/12/30 21:53
カチューシャの読書備忘録160
 「あかい花 他4篇」(ガルシン、神西清訳/1937岩波文庫)。引き続きロシア文学。この5篇とも、読んでス〜っと自分が持っていかれるような感覚に陥りました。特に「あかい花」に、心掴まれました。作者自身の体験がもとになっている「癪狂院(てんきょういん)小説」です。   ※「癪狂院」という用語は訳者によるもので、現在(の日本)では禁止用語と思う。精神病院のこと。  作者は33歳で自殺しましたので、若干のフィクションはあるとはいえ迫るものがありました。訳者解説によると「この作品はやがてチェーホフの... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/12/27 14:50
カチューシャの読書備忘録159
  「外套・鼻」(ゴーゴリ、平井肇訳/1938岩波文庫)。何故にロシア文学か?一つに、先に読んだ魯迅がなんとなくロシア文学(の短篇)を彷彿とさせたから。主人公が下層階級の人物だったり(下級)官吏だったりで、「あ、こんな感じのずっと前に読んだナ」って思った。二つに、今の季節秋田の空は鉛色だし、領土問題とかが話題になってるし、何せ近くの海の向こうはロシアだから。三つに、毎日暇だから。暇だからロシアかい(!)、じゃなく、こういう時だからこそロシアでしょ💛、です。さて本書、おそらく30代... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/12/25 12:17
1月のちんどん、その他のスケジュール
☆1月2日(月)<一般公開>  イオン大曲初売り 宣伝  9:00〜16:00  イオン大曲(大仙市)  【おふらんす、レンゲ、ぢゃいこ、かなえ】 ☆1月21日(土)  建設会社新年会 ちんどんショー  午後 メトロポリタンホテル(秋田市)  【おふらんす、レンゲ、みなみ、Pちゃん】 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/12/23 20:07
カチューシャの読書備忘録158
 「故郷/阿Q正伝」(魯迅、藤井省三訳/2009光文社古典新訳文庫)。或る良い機会に恵まれ、これからの人生で読むことはないだろうと思っていた魯迅を読んだ。魯迅とかなるともう研究者がワンサカいて、とても及ばない感じ。「へえへえ、魯迅でごぜえますか?とんでもごぜえやせん、私らみてえなもんにゃ難し過ぎていけません」的に拒否反応を起こしていたのだけれど(鴎外や漱石もそう)、読んでみると意外に味わいあって、いいかも(ただし「面白い」という訳ではない!)。表題作を含む16篇は、辛亥革命前後の中国の状況を(状... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/12/22 17:17
カチューシャの読書備忘録157
 「指揮官たちの特攻〜幸福は花びらのごとく〜」(城山三郎/2001新潮文庫)。1945年に終わった戦争について書こうとすると、なぜこうも躊躇してしまうのだろう。特に戦争体験者、いや戦場の地獄を味わった方々のコメントなりドキュメントを読むと、尚一層その感を強くする。  本書を読んで(あらためて)強く思う。なんて日本の軍指導者は愚かであったか!近世の精神構造そのままに、独りよがりの思想を振りかざし、最後はもはや支離滅裂だ。これは、日本が戦争に勝って欲しかったから言うのでは、もちろんない。負け方がダ... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/12/13 23:10
カチューシャの読書備忘録156
 「暗く聖なる夜(上)(下)」(マイクル・コナリー/古沢嘉通訳2003講談社文庫)。仲良くさせてもらってる大阪の同業者から頂いた本。この作者(のシリーズ)は早4冊目となった(素晴らしい本をプレゼントして頂きありがとう)。が運悪く、上巻の3分の1を読んだあたりで入院となってしまった。2週間の入院生活を経て昨日退院。幸い軽度であったためほぼ体への損傷もなく、本日より静養生活に入っている。心筋梗塞。全くノーマークでした(汗)。経験したことのない鈍い痛みを胸(周辺)に感じたら、即病院へ(ためらわず救急車... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/12/11 17:41
12月のちんどん、その他のスケジュール
☆12月4日(日)   ピア・ソランジュ さくらサロン「歌声の会」   11:00〜  レストラン「さくら」(大館市)<有料(予約)>   14:00〜  喫茶店「リラ」<一般公開・有料>   【カチューシャ(Acc)、みゆき(Pf)】 ☆12月13日(火)<有料>   テディ熊谷シャンソンライブ   19:30〜 ライブハウス「キャットウォーク」(秋田市)   【テディ熊谷(Vo&Pf)、川辺(b)、カチューシャ(Acc)他】 ☆12月14日(水)<有料>   女性会館歌声... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/11/24 09:31
カチューシャの読書備忘録155
 「影の凶器」(梶山季之/1976講談社文庫)。昔の邦画が好きなので、上京した時はよく観る。渋谷のユーロスペースだったろうか、増村保造の特集がかかっていたので迷わず観た。その時の映画、「黒の試走車」がとてもよく、それ以来そのまま増村の追っかけとなった。なので、原作が梶山季之であったことに、あまり関心はなかった。5年ほど前、たまたま古本屋で見つけた梶山季之を数冊読み、「めちゃくちゃ面白やん!」と思い、その後もちょくちょく読むようになった(が、2年前読んだ「赤いダイヤ」は、私には難しかったね。小豆相... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/11/23 21:23
カチューシャの読書備忘録154
 「奥右筆秘帳『密封』」(上田秀人/2007講談社文庫)。生きてるうちに時代小説でも。ということで数年前からたまに読んでいる時代小説ですが、何となくお気に入りの作家が見えて来たようです。上田秀人。1959年生まれ、現役の歯科医です。結局「妾屋昼兵衛女帳面」シリーズはあらかた(全8作中7作)読んでしまった。じゃあ次は、ということで本作(シリーズ)に手をつけたのですが、ちょっと自分の好みとは合わないなあ〜。「奥右筆(おくゆうひつ)」とは徳川家の公式文書一切を取りしきり、すべての文書を作成し管理する部... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/11/21 15:53
カチューシャの読書備忘録153
 「鳥〜デュ・モーリア傑作集〜」(ダフネ・デュ・モーリア 訳・務台夏子/2000創元社推理文庫)。ヒッチコックの映画の原作者で知られるデュ・モーリアの作品集ということで、「これは」!と思い購入、サクサク読むことができました。いずれも1940年から1960年台に書かれたもの。物語の結末が簡単に予測できないところがいい(収められた8篇とも意外な結末です←スミマセン、ネタバレだよね、ある意味)。以前読んだ「レベッカ」もこの「鳥」も、原作の方が断然いい! お勧めの1冊です。さて、北国秋田にもいよいよ冬到... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/11/09 15:36
カチューシャの読書備忘録152
 「シャトウ ルージュ」(渡辺淳一/2004文春文庫)。潟上図書館追分分館から借りてきて読む。文庫本コーナーはせいぜい200冊。その中から1冊「選ばなければならない」、という少しゲームじみた本の選び方が、自分自身結構気に入っている。「なんでもあるぞ、どうだ!」といった大都会型(?)じゃなく、「これしかないんです、すんまへん」という地方小都市型の生活は、一見不自由に見えるかもしれないけど、読書の本選びに限らず、そんな不自由さの中に楽しさが発見できれば、決して悪いものでもない。そう、「発見する」とい... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/11/01 08:56
カチューシャの読書備忘録151
 「薄明のひと」(円地文子/1959角川書店)。珍しく一気読みした。内視鏡で覗かれた自分を(あるいは男というものを)見るようで、全身の臓器が汗をかいたような気恥ずかしい気持ちになった。副主人公である横倉ほどでないにせよ、自分の中にもそういう〇〇〇〇な部分はあるナ(「〇〇〇〇」をはっきり書くことはできないので、ここでは「いい加減」としておこう)。あとがきに「この小説は、昭和33年1月から12月まで雑誌『服装』に連載しました。主に若い層の読者を対象として書いたものです」とある。その通りと思う。ただし... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/10/26 16:01
11月のちんどん、その他のスケジュール
☆11月1日(月)  天王歌声の会  10:00〜  天王公民館(潟上市)  【カチューシャ安田(Acc)】 ☆11月3日(木)<一般公開>  川舟まつり 賑やかし  12:30〜  施設「川舟」(大仙市)  【カチューシャ、おふらんす、みなみ】 ☆11月7日(月)  飯田川老人クラブ女性部懇親会 ちんどんショー  10:00〜 飯田川公民館(潟上市)  【カチューシャ、おふらんす、小野(Vo)】 ☆11月9日(水)  女性会館歌声講座  10:00〜11:30 アト... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/10/24 09:43
カチューシャの読書備忘録150
 「ヒッチコック万歳!」(植草甚一/1976晶文社)。前に読んだのは半分くらいだったと思う。「ダイヤルMを廻せ!」をたまたまテレビで観て、「これは面白い!」と思ったのが1982年のこと。それははっきりしている。何故なら、その年にグレース・ケリーが事故死し、「ダイヤルMを廻せ!」は主演だった彼女の追悼番組として放映されたからだ。以来ヒッチコックの映画を観まくり(といってもたかだか10数本だったが)、本も貪るように読んだ。で、その中の1冊が本書だった。でも10数本観ただけでは、本書を読みこなすことが... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/10/22 20:26
カチューシャの読書備忘録149
 「香具師の旅」(田中小実昌/1979泰流社)。ノーベル文学賞がボブ・ディランだったことに納得したり反発したりするほど、「文学」あるいは「文学賞」に精通してる訳じゃないのですが、やっぱり人並みにびっくりしてます(それ以上でも以下でもありませんが)。でも賞をとったんだから凄いんだ、と私は素直にそう思ってしまうタイプです。田中小実昌は、その文体が飄々としていてかつシャイな感じのするところが、以前から好きでした。谷崎潤一郎賞の「ポロポロ」(や他の戦争体験を題材にした作品)は、「さすが賞をとっただけある... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/10/15 17:56
カチューシャの読書備忘録148
 「当世・商売往来」(別役実/1988岩波新書)。「商売往来」。どこかで聞いたことあるぞと思い調べてみたところ、やっぱりそうだった。江戸時代の教科書。商人になるための教科書(のようなもの)、とある。これの現代版という訳だが、執筆年代は古いし、何せ不条理劇作家別役実によるものであるからして、「直球」で書かれることはまずないと予想されたし、実際「スライダー」あり「フォーク」あり「パームボール」ありで、きちんと打ち返すことは出来なかった。本書をくまなく理解することは、私にはちょいと無理でしたな(泣)。... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/10/05 22:17

続きを見る

トップへ

月別リンク

カチューシャ安田のブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる