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カチューシャ安田のブログ
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タイトル 日 時
カチューシャの読書備忘録169
 「不忘の太刀〜織江緋乃介見参二〜」(上田秀人/2015徳間文庫)。歳を取ると人は(特に男性は)時代小説を読むようになるんだ、と子供の頃、いや最近まで思ってました。ところがとんでもないことです!好きな方は歳・性別関係なく時代小説や歴史小説を楽しんでいる。これは当たり前のことで、本のジャンルを問わず、好きな人は好きな時から好きなだけ読んでいる訳でして、ことさら時代小説を例に挙げるなど失礼千万!・・・・と分かっていながらこう書き出したのは、いかに私が時代小説を遠くに見ていたかということ。ちょっとした... ...続きを見る

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2017/02/13 16:45
カチューシャの読書備忘録168
 「ずべ公天使」(吉行淳之介/1964集英社)。初版本、しかもきちんとビニールに包まれた、文字本来の意味での(?)「ビニ本」。店主によると、この本はもう文庫化されないのだそうで、そんじゃなるほどビニールで包まれるよなア、などと簡単に納得。「ずべ公」という死語の輝きに目が眩み衝動買い、と相成った訳である。  「原色の街」「驟雨」「焔の中」「夕暮れまで」とか、吉行淳之介はぽつりぽつり継続して読んでいる。淳之介は女性に大変もてたというが、本書の主人公は本人であること間違いなく(←当たり前ですよね)、... ...続きを見る

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2017/02/07 19:04
カチューシャの読書備忘録167
「武蔵野夫人」(大岡昇平/1950講談社)。秋田市内の老舗古本屋から初版本を2冊購入。その1冊を、まず読んだ。「レイテ戦記」の有名な大岡昇平だが、読んではいない。敢えての本書、という感じか。翌年溝口健二監督、田中絹代主演で映画化もされているので、本を追越さないように観ている。ちょっと尋常ではない読書方法かも・・・・(汗)。ベストセラーになった小説(「姦通小説」とは、いかにも古風だ)だが、古い小説の好きな私でもちょっと苦労した。旧漢字や言葉使い、言い回しなどはどうということはないのだが、登場人物た... ...続きを見る

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2017/02/06 11:39
カチューシャの読書備忘録166
 「怪傑ハリマオを追いかけて」(二宮善宏/2016河出書房新社)。  「昔は良かった」と人はよく言いますが、裏返せば「今は良くない」ということになってしまう訳で、その言い方は慎重に扱われるべきでないか、と常々思っています。とは言うものの、「そんな昔の基準でものを言ってもらっちゃ困るなあ」と、自信満々におっしゃる方々には違和感どころか、危険なものすら感じてしまいます。バランス感覚の失われている(主にメディアや政治の前線におられる)方々が、最近目についてしょうがありません(公共での発言が何故こんな... ...続きを見る

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2017/01/28 11:38
カチューシャの読書備忘録165
「ユーモアの鎖国」(石垣りん/1987ちくま文庫)。  たまには詩でも読まなきゃなあ、といったごくユルユルの、義務感とも呼べない義務感で、「現代詩文庫」(思潮社)シリーズを定期的に購入していた時期があった。結局5冊位でやめてしまったが、まだいくつかの詩は、記憶の片隅にある。  久しぶりに石垣りんを読んだ。今度は散文集。石垣りんの詩は小中高の教科書でも取り上げられている。例えば「挨拶〜原爆の写真によせて〜」、例えば「表札」。詩人が詩を書くのはどういうきっかけなのか、あるいはどういう背景があ... ...続きを見る

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2017/01/24 13:38
2月のちんどん、その他スケジュール
☆2月3日(金)<一般公開>  秋田県北方領土返還フェア ちんどんショー&宣伝  11:30〜12:00 ちんどんショー アルヴェきらめき広場特設ステージ  14:00〜15:00 宣伝(署名活動BGM) ぽぽろ〜ど(以上 秋田駅内) 【カチューシャ、おふらんす、Pちゃん、ケイヤ】 ☆2月5日(日)  某家結婚式 ちんどんショー  18:30〜 ビューホテル(秋田市) 【カチューシャ、おふらんす、Pちゃん】 ☆2月18日(土)<一般公開> 清酒「高清水」蔵出しイベ... ...続きを見る

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2017/01/22 19:20
カチューシャの読書備忘録164
  「続・虚構市立不条理中学校」(清水義範/1991徳間書店)。久しぶりの清水義範。「正」を、読んだのか買ったのかさえ忘れてしまった。少なくとも「続」は読んでなかった。「狂った」教師だらけの「狂った」中学校の話。もちろんフィクションで、著者あとがきにもあるように、これは「ギロン・アクション小説」だ。かなり笑える。が同時に、本質的教育論議(=「ギロン」)が満載で、教師出身の私としては、久しぶりにアドレナリンが出まくった。後半から「狂った」教師と主人公との議論バトルが延々と続く。教育大学出身の著者だ... ...続きを見る

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2017/01/14 17:11
カチューシャの読書備忘録163
 「悲恋の太刀〜織江緋之介見参一〜」(上田秀人/2015徳間文庫)。私は運転免許がないので、移動は電車かバスになります。活字依存症なので、車内ではほとんど本を読んでます。でその本ですが、多くの人がブックカバーをつけたがるのに反し、私はほどんどしません(理由を説明すれば喧嘩になるであろう)。時代小説などは、もしかして<絶対表紙を隠したいジャンル>のナンバー1か2、というところでしょうか。 数年前、突然時代小説が読みたくなり、上田秀人と柴田錬三郎に的を絞り、読み続けています。特に前者は私の好みに合... ...続きを見る

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2017/01/11 17:45
カチューシャの読書備忘録162
 「静かなノモンハン」(伊藤桂一/1983講談社)。昭和14年5月から9月の停戦にかけての、いわゆるノモンハン事件(当事国で呼び名が異なる)を扱った小説。いや小説ではない。奇跡的に生き残った3人の兵士の聞き取りを元に、著者の、「ノモンハン事件によって散華された多くの将校たちの思いを代弁」せねばならぬとの思いで書かれた、ノンフィクションだ(第18回吉川英治文学賞受賞)。戦争や戦場の実態というものを当事者から直接知ることは、もはや困難な時代となった。「戦争の悲惨さ」を観念的にとらえてしまいがちな自分... ...続きを見る

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2017/01/05 15:52
カチューシャの読書備忘録161
  「離婚」(色川武大/1983文春文庫)。「色川武大」は、何かを読んだ気がするのだけれど、思い出せない。単行本だったか文庫本だったか、あるいは週刊誌のエッセイか?・・・・少なくとも、あの有名な「麻雀放浪記」は読んでない。「離婚」「四人」「妻の嫁入り」「少女」の、関連し合った4篇。解説にある通り「一風変わった風俗小説」だ。その解説(尾崎秀樹)に、ナルホドと思った箇所があったので抜粋する。「彼(色川)はそれまでつねに、『化けもの』の道と『まとも』の道の分岐点で生きてきた」。ウンウン。「『化けもの』... ...続きを見る

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2016/12/30 21:53
カチューシャの読書備忘録160
 「あかい花 他4篇」(ガルシン、神西清訳/1937岩波文庫)。引き続きロシア文学。この5篇とも、読んでス〜っと自分が持っていかれるような感覚に陥りました。特に「あかい花」に、心掴まれました。作者自身の体験がもとになっている「癪狂院(てんきょういん)小説」です。   ※「癪狂院」という用語は訳者によるもので、現在(の日本)では禁止用語と思う。精神病院のこと。  作者は33歳で自殺しましたので、若干のフィクションはあるとはいえ迫るものがありました。訳者解説によると「この作品はやがてチェーホフの... ...続きを見る

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2016/12/27 14:50
カチューシャの読書備忘録159
  「外套・鼻」(ゴーゴリ、平井肇訳/1938岩波文庫)。何故にロシア文学か?一つに、先に読んだ魯迅がなんとなくロシア文学(の短篇)を彷彿とさせたから。主人公が下層階級の人物だったり(下級)官吏だったりで、「あ、こんな感じのずっと前に読んだナ」って思った。二つに、今の季節秋田の空は鉛色だし、領土問題とかが話題になってるし、何せ近くの海の向こうはロシアだから。三つに、毎日暇だから。暇だからロシアかい(!)、じゃなく、こういう時だからこそロシアでしょ💛、です。さて本書、おそらく30代... ...続きを見る

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2016/12/25 12:17
1月のちんどん、その他のスケジュール
☆1月2日(月)<一般公開>  イオン大曲初売り 宣伝  9:00〜16:00  イオン大曲(大仙市)  【おふらんす、レンゲ、ぢゃいこ、かなえ】 ☆1月21日(土)  建設会社新年会 ちんどんショー  午後 メトロポリタンホテル(秋田市)  【おふらんす、レンゲ、みなみ、Pちゃん】 ...続きを見る

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2016/12/23 20:07
カチューシャの読書備忘録158
 「故郷/阿Q正伝」(魯迅、藤井省三訳/2009光文社古典新訳文庫)。或る良い機会に恵まれ、これからの人生で読むことはないだろうと思っていた魯迅を読んだ。魯迅とかなるともう研究者がワンサカいて、とても及ばない感じ。「へえへえ、魯迅でごぜえますか?とんでもごぜえやせん、私らみてえなもんにゃ難し過ぎていけません」的に拒否反応を起こしていたのだけれど(鴎外や漱石もそう)、読んでみると意外に味わいあって、いいかも(ただし「面白い」という訳ではない!)。表題作を含む16篇は、辛亥革命前後の中国の状況を(状... ...続きを見る

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2016/12/22 17:17
カチューシャの読書備忘録157
 「指揮官たちの特攻〜幸福は花びらのごとく〜」(城山三郎/2001新潮文庫)。1945年に終わった戦争について書こうとすると、なぜこうも躊躇してしまうのだろう。特に戦争体験者、いや戦場の地獄を味わった方々のコメントなりドキュメントを読むと、尚一層その感を強くする。  本書を読んで(あらためて)強く思う。なんて日本の軍指導者は愚かであったか!近世の精神構造そのままに、独りよがりの思想を振りかざし、最後はもはや支離滅裂だ。これは、日本が戦争に勝って欲しかったから言うのでは、もちろんない。負け方がダ... ...続きを見る

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2016/12/13 23:10
カチューシャの読書備忘録156
 「暗く聖なる夜(上)(下)」(マイクル・コナリー/古沢嘉通訳2003講談社文庫)。仲良くさせてもらってる大阪の同業者から頂いた本。この作者(のシリーズ)は早4冊目となった(素晴らしい本をプレゼントして頂きありがとう)。が運悪く、上巻の3分の1を読んだあたりで入院となってしまった。2週間の入院生活を経て昨日退院。幸い軽度であったためほぼ体への損傷もなく、本日より静養生活に入っている。心筋梗塞。全くノーマークでした(汗)。経験したことのない鈍い痛みを胸(周辺)に感じたら、即病院へ(ためらわず救急車... ...続きを見る

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2016/12/11 17:41
12月のちんどん、その他のスケジュール
☆12月4日(日)   ピア・ソランジュ さくらサロン「歌声の会」   11:00〜  レストラン「さくら」(大館市)<有料(予約)>   14:00〜  喫茶店「リラ」<一般公開・有料>   【カチューシャ(Acc)、みゆき(Pf)】 ☆12月13日(火)<有料>   テディ熊谷シャンソンライブ   19:30〜 ライブハウス「キャットウォーク」(秋田市)   【テディ熊谷(Vo&Pf)、川辺(b)、カチューシャ(Acc)他】 ☆12月14日(水)<有料>   女性会館歌声... ...続きを見る

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2016/11/24 09:31
カチューシャの読書備忘録155
 「影の凶器」(梶山季之/1976講談社文庫)。昔の邦画が好きなので、上京した時はよく観る。渋谷のユーロスペースだったろうか、増村保造の特集がかかっていたので迷わず観た。その時の映画、「黒の試走車」がとてもよく、それ以来そのまま増村の追っかけとなった。なので、原作が梶山季之であったことに、あまり関心はなかった。5年ほど前、たまたま古本屋で見つけた梶山季之を数冊読み、「めちゃくちゃ面白やん!」と思い、その後もちょくちょく読むようになった(が、2年前読んだ「赤いダイヤ」は、私には難しかったね。小豆相... ...続きを見る

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2016/11/23 21:23
カチューシャの読書備忘録154
 「奥右筆秘帳『密封』」(上田秀人/2007講談社文庫)。生きてるうちに時代小説でも。ということで数年前からたまに読んでいる時代小説ですが、何となくお気に入りの作家が見えて来たようです。上田秀人。1959年生まれ、現役の歯科医です。結局「妾屋昼兵衛女帳面」シリーズはあらかた(全8作中7作)読んでしまった。じゃあ次は、ということで本作(シリーズ)に手をつけたのですが、ちょっと自分の好みとは合わないなあ〜。「奥右筆(おくゆうひつ)」とは徳川家の公式文書一切を取りしきり、すべての文書を作成し管理する部... ...続きを見る

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2016/11/21 15:53
カチューシャの読書備忘録153
 「鳥〜デュ・モーリア傑作集〜」(ダフネ・デュ・モーリア 訳・務台夏子/2000創元社推理文庫)。ヒッチコックの映画の原作者で知られるデュ・モーリアの作品集ということで、「これは」!と思い購入、サクサク読むことができました。いずれも1940年から1960年台に書かれたもの。物語の結末が簡単に予測できないところがいい(収められた8篇とも意外な結末です←スミマセン、ネタバレだよね、ある意味)。以前読んだ「レベッカ」もこの「鳥」も、原作の方が断然いい! お勧めの1冊です。さて、北国秋田にもいよいよ冬到... ...続きを見る

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2016/11/09 15:36

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